近年、「家族葬」を選択される方が多くなってきています。

私たち葬儀社だけに関わらず、生活者の皆様の方が実はより強く感じているのではないでしょうか。

以前にまだ普及していなかった「家族葬」は全体的に、「費用を抑えられる」という意味で用いる生活者もそう少なくなかったそうです。

そんな今では、家族葬が主流になりつつあり、葬儀やお葬式に関する本を読むと、どの本にも「ここ10年前後で大きく変わった」と書かれています。

ここまで「家族葬」が普及した理由は、実はそういった所(費用などの経済的な部分)ではないと私たちは考えています。

田舎にいるおじいちゃんとおばあちゃん。実家にいるお父さんとお母さん、そして離れて暮らす子どもたち。

ここ数十年での生活スタイルが大きく変化しています。育ててくれた家族と離れ、都会で働きながら暮らして生活することが増え、そこでまた新しい家族を築き上げて暮らしている家庭が多くみられます。

こんな日常の中で、突然のことが起きると、

「家族との時間をもっと大事にしたかった」
「家族の思いを大切にしたい」
「最愛の方との時間をゆっくり過ごしたい」

そんな気持ちを持ってしまう人も実は少なくはありません。

「家族葬」というお言葉は、私たち葬儀社が作ったものでは決してありません。

「家族との時間をもっと大事にしたかった」
「家族の思いを大切にしたい」
「最愛の方との時間をゆっくり過ごしたい」

そういう想いや気持ちを大切にしている、ご家族さまから教えて頂きましたお言葉です。

そんな家族の思いや気持ちを第一優先にし、どこか温かな優しい家族葬を目指しているため、

家族葬会館での家族葬は、「大切な人を家族で囲む」ようなお葬式を大切にしています。

まず一番に大切にしていることは、「ご家族が、大切な人と最後まで一緒に過ごしてもらうこと」

楽しいことは予定を立てられますが、悲しいことは予定を立てる事ができません。

そんな時こそ、近くにいた人たちとの、いろんな想いを確認しあう時間が必要だと思います。

そういうお時間をどうか私たちにお手伝いさせていただけませんか

最近、何でもプランに含まれ、葬儀料金をとにかく「格安」「低料金」とうたう、インターネット葬儀社または葬儀紹介会社があります。

「ほんとだ、ここなら安いな」と思う方、本当にそうなのかどうか調べて確認をしましたか?

お葬式に必ず必要なものが含まれず、不必要なものが含まれていることが多くあります。

そうすると、必要なものがどんどん加算され金額が跳ね上がってしまいます。

都合の悪いことは言わず、良いことだけをいう情報では、かえってお葬式を考えている次の世代に不安感を与えてしまいます。

それとは反対に、インターネット上の数字の金額だけを追い、簡単に比較しただけで葬儀社に依頼した所、

「え?これはプランに入ってないの?」

とお客様が疑問に思った時、それは果たして葬儀社の責任になるのでしょうか。普通は、自己責任になってしまいますよね。

そういったことがないよう、お客様自身もお葬式または葬儀社のことについて

「なにが必要で、何が大切なのか」をしっかりと考えて把握して頂くことをご提案致します。

もしお時間があれば、必ず複数の葬儀社から見積書を取ってもらい、検討・吟味しましょう。