少子高齢化社会において、「ダブルケア」が問題視とされるようになってきています。

「ダブルケア」とは、子育てと親や親族の介護が同時期に発生する状態のことです。

近年、晩婚と晩産が増えてきていて、例えば、30代後半から40代で出産となると、

50代になっても「子育て真っただ中」という人が増えていくことでしょう。

そうなると、子供たちの育児が落ち着く前に、高齢の両親が要介護状態になり、

育児と介護を同時に行わざるを得ない「ダブルケア」になる可能性が高くなる。

このような家族は、これからどんどん増えていくと考えられます。

2016年の内閣府が「ダブルケア」について、初の推計をまとめてみたところ、

ダブルケアをしている人の統計は、

男性》 8万5400人    《女性》 16万7500人   計25万2900人

年齢別では、

40代前半》27.1%と最も多く、30代後半25.8%、30代前半16.4%で続いており、

約80%が働き盛りの30代~40代になるという。

ダブルケアは経済的にも、肉体的にも厳しい環境に追い込むことがあります。

家族葬会館にご来館して頂いて、相談を受けることがあるのですが、

少子化で、身近に相談できる親族がおらず、精神的に追い込まれる方も非常に多い。

私たち葬儀社は、こういったお客様をたくさんご対応させて頂いております。

もし、万が一の時のことが起こった時、どうしようか悩む人がたくさんいるかと思いますので、

周囲に相談される人がいなければ、葬儀社に相談してみましょう。

とても大変なお悩みですが、深刻ならず、まずは葬儀社に一度ご相談してみませんか。

親族には相談できなくても、葬儀社になら相談できることもあるかと思います。

少しでもお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。